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経験者だと胸を張る
夜毎トレーニングがてら自宅から程遠い公園に行く。

その公園は野球のダイヤモンドを少し広くしたくらいでまわりに木や遊具がありベンチもある。

そのベンチで柔軟したりするのが日課である。

10月某日の夜11時前くらいのこと、いつものようにベンチに座ってストレッチをしていたところ公園の真ん中あたりに白いスケボーが置き去りにされていることに気付いた。
おそらく昼間にどこかの少年が忘れて帰ったのか捨てて帰ったのだろう。

スケボーに興味はないので、というかやったことがないのでほっといて帰ろうと思ったが、深夜に近いこの時間に自分以外誰も居ないという状況、なんだか生まれて初めてスケボーに乗ってみようかなという思いがふつふつと涌いてきた。

おもむろに拾い上げて地面に置いて乗ってみたが動かない、そりゃそうだ実はさっきまで小雨が降っていた土の上で滑れるわけが無い。

見渡すとその公園の入り口はコンクリートになっていて少しだけ傾斜がある、長さにして1メートルくらい。

そこにスケボーをポンとおいて恐る恐る乗ってみた。

コロコロコロと1メートルを滑り降りる、

拾い上げて乗ってみる。

またコロコロコロと1メートルを滑り降りる、

これを何度か繰り返す。

たった1メートルだが3回に1回は途中で片足をついてしまう。

そりゃはじめてだものしょうがない。


しかしながら何度もやっているとそのうちこの1メートルくらいなら普通に立ってればコロコロコロと滑り降りれるようになってきた。

なので、今度はちょっとかっこつけたりしてみた。

両手を横に広げてみたり腰をちょっと落としてみたり。

コロコロコロとすべって拾い上げてまたコロコロコロと滑って。

ふと気がつくと中学生だか高校生だかの男3人組がチャリにのって公園に入ってきた、時間は余裕で11時をまわっているのに。

そういえば近くに塾もあるのでその帰りかもしれない。

さすがに小太りの初老のおっさんが1メートルのスロープでスケボーをコロコロ繰り返しているのを見られるのはちょっと恥ずかしくなったので帰ろうかなと思ったが、せっかくちょっと上達してきたのにここでやめるともう一生スケボーに乗ることは無いかも・・・とか思うと名残惜しくなった。

なのでスケボーをひょいと拾い上げてさもベテランスケートボーダーのような雰囲気をかもし出しつつその場をあとにし近くの建物の陰まで行った。

よしよしここならあの3人組からは見えないな。

というところまで来た。

そこはというと3メートル幅の歩道が車道に向かって緩やかに傾斜していて2車線の車道の向こうにはまた3メートル幅の歩道がある。

工場が集まる中にある公園なのでこの時間通る車はほとんど無い。

そろそろ1メートルに飽きていた私は今度はこの3メートルのスロープに挑戦したくなった。

でもさすがに初心者に3メートルは長く、ただ単に乗っているだけなら片足つかずにコロコロ滑れるがちょっとかっこつけたりすると途中で落ちてしまう。

かっこつけなくてもと思うが、せっかく誰も見ていないのである。ちょっとくらいイキって乗っててもちっとも恥ずかしくない。

だから調子に乗っていた。

のかもしれない。


進行方向に左側を向け右足を乗せたその時・・

右足の下からスケボーが進行方向へすんごい勢いで飛んでいった。


もう

これ以上ないくらいの柔道の達人に渾身の大外刈りをくらったかのように体が宙に浮いた。
なんなら自分の足の先が自分の頭より上になっているくらいの勢いで宙に浮いた。

昔の仮面ライダーの必殺技が決まるときのビジュアルで体の右半身を下にして横向きに浮いている状態。

スケボーはもうすでに向こうの歩道のさらに向こうにある建物の壁に激突する勢いで飛んでいっている真っ最中。

そこから先は時間が止まったかのようなスローモーションで、景色が下から上に流れ、ゴツゴツのアスファルトが目前に迫ったかと思ったとたん容赦なく地面に叩きつけられた。この0.1トン近くの巨体がだ。
近くに震度計があったら速報が流れていたかもしれないくらい地面が揺れた気がした。

頭を守るため右のヒジを強打し、その次に右ふとももを強打した。

死ぬかと、いや死んだかと思った。

しばらく、のた打ち回っていたが恥ずかしくなったのでなんとか立ち上がった。

周りを見渡したが幸い誰も見ていなかった。例の3人組からも見えていなかった。

よかったよかった。

平日の深夜に小太りの初老のおっさんがスケボーして豪快に地面に叩きつけられてるシチュエーションは想像するだけで寒気がする。

長袖なので右ひじがどうなっているかはわからない、見るのが怖い。
袖の上からさわるとかなり痛い、同じくらい右足も痛い。
右半身がぶらんぶらんになりながら泣きそうになって家路についた。

スケボーはその場に置いて帰った。

昼間にスケボー忘れた少年には悪いことをしたが、もうおっさんはこりごりで見るのもいやなのです。
許してください。わすれたキミが悪いのです。もうおっさんはそれどころではないのです。

なんとか半泣きくらいで耐えながら家について息子と奥さんに痛いところを見てもらった。

右腕は出血して腫れ、ふとももはすりむいていた。

腕は上げ下げ出来るので折れてはいないようだったが次週のプレーオフが心配だった。

なんとかプレーオフ当日には痛みもなく元気にプレーが出来、勝って5位決定戦に出場とあいなりました。

よかったよかった。


「「風邪や怪我とか自己管理はしっかりな!」」

といつもチームで言っているものとしての威厳がなくなってしまうところだった。


まあでもこれで晴れて自分は”スケボー経験者”の仲間入りを果たした。

誰かに”スケボーやったことある?”

て、聞かれたら。

”あるよ”って言う、胸を張って。


いよいよ来週は近畿統一リーグ戦。

昨年は代表も選抜も敗戦で悔しい思いでした、今年は是非とも連勝して欲しいですね。
でもそれよりもまずは怪我無く楽しくプレーできますように!

あじさいスタジアム北神戸にて
開会式9:00
優勝決定戦9:45 東灘ジャガーズ 対 トヨタクラブ新大阪
選抜戦12:30 兵庫選抜 対 大阪マンデーベースボールリーグ選抜

です。

是非観戦にいらしてください!

選手の皆さんはくれぐれも落ちているスケボーにはさわらないよう注意してください。
21:12 | やきゅう | comments(0) | - | pookmark
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